
広大な火山性の高原と豊富な湧出量を誇る温泉があり、阿蘇くじゅう国立公園に指定される大自然の恩恵を充分に享受する観光地として脚光をあびています。広々とした原野の飯田高原、雄大なくじゅう連山、紅葉の名所である九酔渓。そして、九重九湯とよばれる9地域の温泉。多彩な観光資源を擁して大分県観光の一方の雄となっています。
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九重町内の9地域の温泉。
竜門の滝近辺の竜門温泉郷。岩壁をくりぬいた浴槽で別名仙洞温泉といわれる壁湯温泉郷。山峡に開けた慰楽地として特に賑わいをみせる宝泉寺温泉郷。川の底から湯が湧く川底温泉、九酔渓に近く川端康成が「波千鳥」の構想を練るため宿をとった筌の口温泉郷。登山基地として賑わう牧の戸温泉と星生温泉の長者原温泉郷。13~14℃の冷たい鉱泉の寒ノ地獄。素朴な民宿が軒を連ねる湯坪温泉郷。山峡の繁華街として賑わいをみせ、打たせ湯で有名な筋湯温泉郷。


飯田高原をゆるやかに蛇行する水を集めて、一気に200mも下るV字谷の渓谷。春の新緑、秋の紅葉の美は耶馬溪にも勝るものがあります。
別名「十三曲り」が示すように、渓谷に近くあるいは離れていくつも曲折した急坂の県道が続き、うっそうと茂る樹木の景観を充分に堪能できる。段階的に変化を見せる葉色は見飽きることありません。

「日本の滝百選」にも選ばれた九州屈指の名瀑。雄滝・雌滝・子滝の3つがあり、本流にかかる雄滝は落差83mで岩壁を震動させるほどダイナミックに流れ落ちるところから、この名がつけられました。7月の第一日曜日の「滝開き」には、「竜神餅」が振る舞われ、また、11月3日の「紅葉祭り」の日には、年に一度だけ滝壷まで降りることができます。



